共働きサラリーマンの資産運用【入門】
こんにちは。mikanpub(夫)です。
本屋に行けば資産運用の本が大量に積まれている今日この頃。
今後のことを思うと必要なことは分かっているが、何から始めれば良いのか分からず、一歩前に踏み出せない人もいるかと思います。
本記事では、そんなサラリーマンが資産運用を始める際の「考え方」について紹介させて頂きます。
また、共働きの夫婦が資産運用を始める際の「ポイント」についても紹介致します。
サラリーマンの資産運用について
資産運用とは
一口に資産運用と言ってもその方法は多岐に渡ります。
初心者が始める際にどれが良いか、最初に迷うところでしょう。
結論から言うと、楽して儲かる資産運用はないですし、リスクは必ず発生します。
誰もが手に入れられる情報だけで、個人の投資家が勝てるほど甘くないのが実情です。
しかし、だからと言って資産全額を投資信託で運用するのもおすすめしません。
ポートフォリオの中のある程度の割合なら良いのですが、投資信託は数十年続けて初めて結果が伴います。
その間の手数料も安くはないでしょう。
#手数料が比較的低いところであれば、長期での資産形成を目的としている20代、30代サラリーマンの選択肢の一つとしてはありだとは思います。
サラリーマンの資産運用
じゃあ、どうするか。
サラリーマンの資産運用は自分が手に入れられる情報をうまく活用して、自分の意思で選択することが重要だと思います。
その方が面白いですし、結果として資産が減ったとしても勉強代として諦めがつきます。
難しいことは全くなく、サラリーマンであれば働いている業界のある程度の動向、トレンド情報は手に入るはずです。
例えば「5G用のアンテナがたくさん作られてる」とか、「部品メーカーは車載用に注力している」とかですね。
もちろん、インサイダー取引にならないように細心の注意は必要です。
仕事をする上でこの感覚が身に着くと、これまで必要性を感じられなかった会議にも意味ができ、何より仕事が楽しくなります。
また、仕事だけでなく、世の中にある「新しい」商品やサービス、それも自分の興味がある分野のものを実際に体験してみることも大切です。
そこにはいくらお金と時間を投資しても良いと私は思っています。
その中には、自分が必要だと感じる新しいサービスもあれば、既存の商品の素晴らしさを再認識することもあるはずです。
そうすることで、他の誰よりも濃い情報資産が得られます。
要はいつもの生活の中で感度を上げるだけで良いのです。
自分の目で見た情報を活用することが重要だと思います。
いつもより厳しい目で見て、それでもなお素晴らしいと感じた商品やサービスを作っている企業を投資先として自分の目を養っていく。
それが資産運用の初めの一歩だと思います。
まとめ
- 自分だからこそ手に入る情報を活用
- 自分の興味があるサービス・商品を実体験
この二つから得た情報を資産とし、それを活かすことが私が考える資産運用の始め方となります。
共働き夫婦の資産運用
ここまでは、一般的なサラリーマンの資産運用について述べさせて頂きました。
続いては共働き夫婦の資産運用について紹介させて頂きます。まずは私たちの現状から。
私たち夫婦は共働きということもあり、家計は共通の銀行口座で管理しており、それとは別に各々の個人口座があります。
お互いに毎月一律の生活費を個人口座から共通口座に入れて、その中で日々やりくりしています。
そのため、何もイベントが無ければ、毎月の支出額はほとんど変わらず一定となります。
私は収入からこの一定の支出を除いた余りの金額を資産運用に回しています。
私は個人口座で資産運用しているのですが、これは独身時代からの名残ですね。
個人口座で運用するメリットとしては、過度な負担がなく出来ることです。
リスクを自分一人で抱えていること、損しても自分の責任であれば気を使わなくて済みます。
また、私は毎月の運用額を決めていません。支出を減らせばその分運用金額が増える。
これが意外と節約、倹約のモチベーションに繋がります。
しかし、今年夫婦となり、この運用方法も変えていく予定ではあります。
その時はまたこのブログでどのように変わったか共有させて頂きます。
夫婦で始める資産運用のススメ
上記に私たち夫婦の現状を説明させて頂きましたが、
結婚しているサラリーマンのみなさま、資産運用を始めるなら、「夫婦で始める」ことを強くお勧めします。理由として、以下二つあります。
- (上述の)自分だけの情報を夫婦で共有出来る
- お得な制度を2倍活用出来る
まずは、一つ目について説明させて頂きます。
運用するのはどちらか一人で、情報だけ共有すれば良いのでは?と思われる方がいるかも知れません。
しかし、実際に夫婦で運用を始めると責任の所在が不明瞭になり、決定に迷いが生じます。
利益が出ている時はそれでも良いのですが、一転、損が出ると精神衛生上良くはありません。
このことから、責任の所在をはっきりさせるという意味で、共働き夫婦の資産運用は2人の名義で始めることをオススメします。
夫婦での資産運用におけるお得な制度
続いて、二つ目のお得な制度について紹介させて頂きます。
その制度とは、「株主優待」と「NISA」です。
株主優待制度について
株主優待とは、株を買った人(株主)に対して、その保有株数に応じて優待が与えられる制度となります。
全ての企業が株主優待を実施している訳ではなく、また、優待の内容も企業ごとに大きく異なります。
しかし、ほとんどの企業で共通していることは、投資金額が少ないときほどお得度が高いということです。
例えばお得な株主優待で評判な「吉野家」、半年ごとに以下の優待が貰えます。
100株購入:3000円分の食事券
1000株購入:6000円分の食事券
100株から購入株数が10倍になっても、優待で貰える金額は2倍にしかなっていないことが分かります。
投資金額が低いほど、投資金額に対する優待の価値が高いことが分かります。
ここでは「吉野家」を例に取りましたが、株主優待を設定している企業のほとんどが上記と同じ傾向にあります。
このとき、以下の通り、夫婦2人分の名義で株を購入すると、
(夫)100株購入:3000円分の食事券
(妻)100株購入:3000円分の食事券
200株で合計6000円分の食事券が手に入ります。
一人で購入したときの半分の金額で、同じ優待を受けられるのです。
勿論、家族分の口座を作成し、株を購入すればさらにこの差は増えます。
(夫)100株購入:3000円分の食事券
(妻)100株購入:3000円分の食事券
(子)100株購入:3000円分の食事券
以上から分かるように、株主優待をお得に受け取るためには、夫婦それぞれの名義で証券口座を作ることをオススメします。
NISAについて
NISAの活用についても、株主優待と同じことが言えます。
NISAについて簡単に説明すると、「投資で得た利益が非課税になる制度」です。
投資で得た利益はそのまま受け取ることができず、利益の20%が税金として引かれます。
20%は大きいですよね。。100万円の利益が出たとしても、その内20万円は税金として引かれてしまいます。
NISAはその20%を(5年間)0にすることが出来る素晴らしい制度になります。
国民に資産運用を拡げたく始まった制度なので、利用しない手は無いですね。
しかし、NISAを活用出来る「枠」というものが設定されており、年間120万円までとなります。
つまり、年間120万円までの投資であれば、全額非課税となりますが、それを超えた分は課税対象となります。
言いたいことはもうお分かりかと思いますが、夫婦でNISAを活用すると、年間240万円まで非課税になるのです。
このように、夫婦で資産運用を始めるメリットはとても大きいです。
まとめ
最後に本記事を以下にまとめます。
- サラリーマンの資産運用は自分自身の感性を磨くところからスタート
- 夫婦であれば各々の名義で口座を作り、お得な制度を上手く活用する
資産運用を始めたばかりの頃は、理不尽に損をすることも多くあります。
しかし、世の中には「知る」ことで「得すること」、「損をしないこと」が溢れています。
この記事がこれから資産運用を始める共働きサラリーマンの助けに少しでもなれたら嬉しく思います。
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