ネット通販より安い!家電量販店でお得に家電を買う方法
こんにちは。mikanpubです。
早速ですが皆さんは、買い物をした後に満足していますでしょうか。
買い物満足度には、『金額の軸』と『時間の軸』の二つの軸が作用しています。
具体的には、以下の二つです。
- 商品の価値に対する支払代金
- 商品を買うまでに要した時間
この二つの要素が少なければ少ないほど買い物の満足度が高くなります。
反対に多いと損をしたと感じるようになります。
本記事では、この買い物満足度を上げるための取り組み、考え方について自戒も踏まえて備忘録として残したいと思います。
家電量販店での値下げ交渉
これは実際に店員に聞いた話ですが、家電量販店において関東と関西で値付けの思想が異なります。
簡単に言えば以下の通りです。
- 関東:値下げ交渉を前提としない
- 関西:値下げ交渉を前提とする
これはどこの家電量販店でもそうで、特にヨドバシカメラ、ビックカメラはこの傾向が強いと感じています。
ここでの値下げ交渉について、
- 関東:値下げ余地が小さい
- 関西:値下げ余地が大きい
というだけで、関東は値下げしてくれないと言うわけではありません。
家電を買うときはこれを念頭に入れておきましょう。
特に関西にお住まいの方は大きく値下げできる可能性がありますので、積極的に交渉してみましょう。
値下げ交渉で必要なのは、『買う意思を相手に見せる誠意』です。
販売員も人間なので、買いそうもない人には構ってくれません。
また、値下げ交渉の後には販促品を貰うことも忘れないように。
価格.com で最安値は分からない
家電量販店、例えばヨドバシカメラでデジタルカメラを購入するとします。
値札の値段は、ネット上の最安価格よりも少し高いくらいでしょうか。
少し見ていたら店員が近づいてきて、セールストークが始まります。
「ポイントを考えるとネットで買うよりもお得ですよ!」
そして、こうとも言います。
「カメラを使うためにはSDカードが必要ですので、カメラを買った時のポイントを使えばお得です」
この時、ヨドバシカメラでデジタルカメラを購入するのは、全く間違っておりません。
むしろ正解です。
家電業界の最近の傾向を見ると、ネット上での価格はあまり下げず、販売店による値引きでお得に見せる。ということが度々行われています。
実際にカメラに限れば、“ネットの最安値“は今や“量販店の値引き”を想定した値付けになっています。
10万円のカメラをヨドバシカメラで買うとき、「価格.com」の最安値が11万円か、9万円かで購買欲が大きく変わります。
「価格.com」で11万円であれば、10万円の値付けは思わず『お得!』と買いたくなってしまいますよね。
商品の価値は何も変わらないのですが。
私たち日本人の脳は、同じ値段でも、「価格.com」の最安値を下回った方が購買意欲が高くなるのです。
しかし、その商品が自分にとって妥当な価格なのかを、他の値段との比較ではなく、絶対的評価として見る必要があります。
SDカードは家電量販店で買ってはいけない
価格に納得できれば、家電量販店でカメラを購入するのは良いでしょう。
しかし、次は購入で得られるポイントは本当に有用なのかを考える必要があります。
そのポイントが有用であれば、お得にカメラを購入できています。
そう考えると、SDカードをポイントで購入することは有用だと思うかも知れません。
しかし、家電量販店でポイントを利用してSDカードを購入してはいけません。
カメラを購入する人は、カメラの値段はネット上で懸命に調べるのですが、SDカードの値段は調べていない人がほとんどです。
SDカードのネット上の最安値は、家電量販店の半額近い値段です。
つまり、SDカードを家電量販店のポイントで買うのはトータルではお得ではないということです。
「買い物満足度」を高めるためには、カメラの購入で得られたポイントをSDカードではなく他の用途に使う、それも必要なものに。
ポイントで買う必要なものが他になければ、家電量販店でカメラを買うこと自体を辞めるべきでしょう。
他の最安値のネット上で買えば良い。
それが楽天であれば、ポイントの汎用性も良くなります。
世の中には同じものを購入するとしても、方法が異なればコストが全く異なります。
これは、iPhoneであろうが、ティファニーの指輪であろうが同じことが言えます。
本当に欲しいと決めたものを如何に安く手に入れるか。
そこには、色々な手段があり、どれがお得なのかはその時々で異なります。
それを調べた上で、納得できる価格で買う。
これが最良の買い物であると考えています。
調べる時間はコストだと考える
上記にて良い買い物をするためには、その物自体の「絶対的な価値」と「買う方法」を考える必要があることを述べました。
しかし、最適な買い物を「調べる時間」は人生の限られた時間の中で重たいコストとなるでしょう。
どれを買っても性能が変わらないもの、どのように買っても値段が変わらないものが世の中に溢れています。
もちろん、そういったものにも買い物の最適解はあります。
ここで以下の2つを比較する必要があります。
・最適解で得られるリターン
・最適解を得るために消費した時間
この2つを天秤にかけて、消費した時間に対して得られるリターンが少なければ、その買い物の満足度は低いままなのです。
「買い物満足度の最適化」のためには、得られるリターンを最大に、消費する時間を最小にする必要があります。
金額が大きい買い物は、自分の目で見て、比較して、納得するまで考える。
金額の小さい買い物は、ブログやYouTube、Twitterなどの情報だけで決めてしまう。
これで十分だと思います。
これからの人生で多くの買い物の機会があると思いますが、このリターンと消費時間コストのバランスを取ることで、冒頭に述べた買い物満足度を高めることができるのです。
以上、私が考える「お得な買い物論」でした。
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